タクシーム(即興)の踊り方|基礎練との繋がり

odoruseitai_notes Jul 09, 2026

「考えて踊らなきゃ」って、つい力が入っていませんか? 

今回のベーシッククラスでは、タクシーム(即興演奏)のパートに挑戦しました。
決まった楽譜のない音楽を前にすると「何をすればいいの?」と戸惑うかもしれません。 


まず大切なのは「真っ白な心」でいること

正解を探さず、こうしなきゃというハードルも置かず、ただ音楽と一緒にいる。
分析したものを形にしようとするのではなく、身体がやっていることを音楽に近づけていく感覚です。 
普段のレッスンでアンジュレーションや足踏みを丁寧に繰り返しているのも、ここに繋がっています。
考えなくてもできる動きが増えるほど、音にすっと入れるようになる。
「うまく踊ろう」を手放して、「今、何を感じてる?」に気持ちを向けてみませんか。


 

Q. タクシームとはどんなパートですか?初心者でも踊れますか? 


A. タクシームとは、アラブ音楽の中でメロディ楽器が即興で奏でるパートのことです。決まった楽譜はありませんが、アラブ音楽特有のルールに則って演奏されているため、まったくの自由というわけではありません。踊る側も同じで、最初は「真っ白な心」で音楽と一緒にいることから始めます。正解を決めずに、身体が感じるままに動いてみる。初心者の方でも、基礎の動きができていれば十分に踊れるパートです。


Q. 即興で踊るとき、何を意識すればいいですか? 
 

A. まずは音楽を分析しようとせず、聞こえてくる音に身体ごと寄り添ってみてください。「長い音がきた」「細かい音に変わった」と感じたら、その感覚をそのまま動きに乗せていく。大事なのは、動きの正確さよりも「自分が何を感じているか」が見えること。お客さまが惹かれるのも、ダンサーが音楽を楽しんでいる空気感です。身体の動きに集中しすぎず、少し外に意識を向けて、音楽の旅を分かち合うような気持ちで踊ってみましょう。 


Q. 表情が固くなってしまうのですが、どうしたらいいですか? 

A. 表情は、身体の内側の状態がいちばん表れやすい場所です。口元や目元がこわばっていると、どんなに身体が動いていても「固まった印象」になってしまいます。レッスンでは、顔まわりの力を抜いて開いていく練習も取り入れています。特別な「顔芸」ではなく、音楽を感じているときの自然な変化——ふわっと口が開いたり、目元がやわらかくなったり——をそのまま出せるようにしていく練習です。それがデフォルトになると、タクシームのようなパートがぐっと楽になります。

 


 

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